長女の舌下療法のお話です。
現在5歳の娘ですが、赤ちゃんの頃から鼻をぐずぐずしている印象でした。毎月のように風邪を引いていたので、当時は風邪なんだろうなと思っていました。が、大きくなるにつれ、春の時期になると特に反応しているようになり、肌荒れもするようになってきました。
対症療法という感じで、塗り薬とアレルギーの飲み薬で様子をみていましたが、ここ1年くらいはかゆみで寝ている間に指や髪の毛の生え際を掻くしぐさが増えてきました。掻く頻度が増えて、薬が追いつかずアトピー性皮膚炎のような肌になってしまいました。肌の状態は、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
皮膚科で塗り薬と飲み薬を処方してもらっていましたが、たまたま小児科受診した際に相談してみたところ、アレルギー検査をしましょうと提案していただきました。結果、スギ、ヒノキ、ハウスダスト、猫がスバ抜けて反応していることが解りました。
アレルギー体質からの皮膚への影響ではないのかとの判断で、免疫舌下療法のお話をいただきました。5歳から保険診療可能であり、8割くらいの方に効果があるとのこと。ただ、長期服用になり、必ずしも完治するわけではないとの説明でした。お薬自体は1日1回、1分間、舌の下で保持し飲み込むという方法で、薬に抵抗が無い娘なら出来るかなと思いました。
夫と相談し、長期的にみて改善される可能性があるのならやってみようという事になりました。娘にも再度、話をしたところ、やってみると言ってくれました。
舌下療法で処方される薬は2種類あり、スギに効果のあるものと、ハウスダストに効果のあるものがあります。
娘は両方使用する方向になると思いますが、まずスギに効果のあるお薬から始めることにしました。スギの舌下療法は、始められる時期が決まっているそうで、花粉が飛んでいる時期には始められないそうです。
花粉の飛散時期の終わった7月から我が家は始めました。初回は、少ない量を1週間飲んでみて、アナフィラキシーなどの反応が出ないか確認してから始めることになりました。1錠目は病院で飲み、そのまま30分間反応をみました。特に大きな反応もなく、1週間飲み続けることが出来ました。
2週目に再度受診し、量を増やして開始となりました。同様に1錠を診察室で飲み、30分間院内待機となりました。大きな反応はなかったのですが、診察の際にかゆみや変な感じがないかと医師に聞かれた娘は、喉が少しかゆいと言っていました。もしかしたら飲んでいくなかで何かちょっとした反応はあるかもしれないが、様子を見ながら始めましょうとのことでした。今回は60日分処方していただき、本格的に開始です。飲み忘れのないように気をつけなくては!
医師に念のため確認したところ、飲み忘れは基本無いようにしてもらうこと、忘れても2錠飲んだりしないようにとのことでした。
また、ハウスダストはいつでも始められるので1ヶ月くらい様子をみて、始められそうだったら朝晩で始めましょうとのお話でした。
現在、特に大きな反応もなく娘は過ごしております。1年くらいで効果が現れてくる場合が多いとおっしゃっていたので、良い効果が現れるといいなと願っております。アレルギーの薬は併用しても問題ないとのことなので、就寝前はアレルギーの薬も飲みつつ、ひどい時はステロイドも塗りつつ日々過ごしています。
またハウスダストの舌下療法を始めた際は、ブログで更新しようと思います。
見た目でいじめられたり、コンプレックスになる前に治してあげたいと思うのが親心ですね。今のところ、本人は全く気にしておりませんが(笑)。かゆいから掻く、そして掻いた時は、「めっちゃ気持ちいいんだよねー」と言っています!
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