長女の妊娠・出産の話

私には2人の娘がいます。いずれも体外受精にて授かった子です。不妊治療の話は書かせていただきましたが、妊娠・出産の話も記録として残しておきたいなと思い書かせていただきます。

1人目の娘は、里帰り出産でした。仕事をしていたこともあり検診は住まいの近くでして、産休とともに里帰りしました。

里帰り前、最後の健診で血糖値の値が高めで引っかかりました。里帰り先のクリニックで必要があれば検査してもらうようにと紹介状を書いていただき、帰省しました。

里帰り先でのクリニックでは、糖について特に指摘される事はなかったのですが、初産であること、高齢出産であること、足のむくみがあることから、ここのクリニックで行っているマタニティビクスを勧められました。出産直前までマタニティビクスに通うことにしたのですが、これがまたしっかりとエアロビクスでして、レッスン後は息が上がるし、しっかり汗もかくしといった感じで、とても良い体験でした!

体重管理に厳しいクリニックでしたので、食事も気にしつつ、毎日1時間ほどウォーキングしてました。今思えば、そんなにする必要あったのかなというくらい使命感みたいなものに取り憑かれていました(笑)

予定日1週間前の検診で、兆候がなく子宮口の開きも1センチ程度とのことで、管理入院の方向となりました。

初めてのこともあり予定日前でも入院するもんなんだなーという感じで準備をし、入院しました。その日はバルーンを挿入し、陣痛が来るか様子見でした。しかし、兆候がなく1日経ちました。次の日も何の変化もないので、診察後、促進剤の薬を飲む事になりました。とはいえ、劇的な変化はなく、クリニックの階段を上り下りしたりして過ごしていました。その日の就寝後、午前2時頃なんとなーく痛みがあり目を覚ましました。

なんだ!この定期的な痛みはと思いながらも、それが陣痛と結び付かず、2時間程ベッドで過ごしていました。午前4時頃、看護師さんが見回りに来たタイミングでお声がけしたところ、陣痛っぽいねーとの事で陣痛室へ移動となりました。夫は立ち会いを希望していたので、連絡を入れておきましたがすぐに産まれないと思い、こちらに向かう準備をしていませんでした。お互い初めての経験なので緊急度がはかれずでした。実家の母にも連絡しておきました。

朝ご飯が用意され、分娩台の上で取ることになりました。今思えばご飯が食べれるくらいの痛みだったのだなと思います。その後、あまり陣痛が強くならないこともあり、点滴で陣痛促進剤を投与しました。それからは急激な痛みが定期的に訪れ、それを察知するかのように看護師さんが腰を良いタイミングと強さでさすってくれました!本当に感謝。母親が到着して待機していてくれましたが、話をする余裕がこちらになく、看護師さんが「お会いしますか」と聞いてくれましたがお断りしました。

そんなこんなでお昼近く、いよいよと言うタイミングで羊膜が中々破れず、人工は膜しますと言われ、何のことだろうと思っていると大量の水がバシャーっと出た音がしました。それから、頭が出てきたからよく見てー!!目はつぶらなーい!と医師から声をかけられ、赤ちゃんが産まれてくる様を見る事が出来ました。後から思えば、あのお声がけのおかげで貴重な体験をすることが出来たなーと感謝しています。

幸いにもこの日この時間に産まれた子が私しかおらず、先生も看護師さんにも温かく見守っていただき、産まれた瞬間に拍手が起きて、出産って楽しいんだなと思うことが出来ました!

残念ながら夫は立ち会いに間に合いませんでしたが、産まれた赤ちゃんを見てとても不思議そうにしていました。父親という感覚が芽生えるには、時間がかかりますよね。

祖父母も夫が赤ちゃんの抱っこをするまで待機してくれていて、その後抱っこしてくれ、その心遣いに感謝でした。

出産までの話はこんな感じで、よく赤ちゃん産むのって痛いんでしょだったり、大変だよねなんて話を沢山聞きますが、私はそういう風に聞かれたら、痛いし大変だけど、とっても楽しかったよと話すようにしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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